韓国伝統宮廷料理 高麗漢方参鶏湯へようこそ

高麗漢方さむげたんとは

参鶏湯は宮廷料理として歴史が古く、
現代の韓国では庶民にも栄養食として人気の高い料理です。

 もともとは「鶏参湯」と呼ばれていました。
人参の「参」の字を頭にもってきたのは、高麗人参の効能が
一般に知られるようになり、さらに外国人にも価値が認められる
ようになったからだと言われています。

健康志向の韓国料理の中でも、とくに高麗人参を用いた
「参鶏湯」は大切な客のもてなしや、
身体が弱った時の栄養補給に食べられてきました。

一般的な参鶏湯は、まず小さめの鶏(ヒナ鶏)を用意し、
内臓をきれいに取り除いた腹の中に、研いだモチ米と高麗人参、
ナツメ、クリなどを詰め、中味が出ないようにとじます。
強火でよく煮立てたあと、弱火で一時間ほどじっくり煮込むと、
高麗人参などの漢方成分が鶏肉になじみ、モチ米も柔らかくなってきます。
肉の臭みを消すために生姜やニンニクを加えて
さらに煮込めば出来上がりです。
水分がある程度飛んだら火を消し、そのまま食べたり、
こして汁を飲んだりします。

参鶏湯は使う材料も重要ですが、トゥッペギ(一人用の土鍋)で
グツグツと煮立たせたものを食べることに意味があります。
漢方では鶏は熱い食べ物に属し身体を温める効果があるとされています。
ここに高麗人参を加えて「陽気」をさらに高めた参鶏湯は
すぐれた薬膳料理なのです。
また韓国には‘以熱治熱(熱を以て熱を制する)’という言葉があり、
猛暑の盛りに 熱々の参鶏湯を食べることで健康を保つ工夫をしてきました。
まさに韓国特有の薬食同意(医食同源)の概念を巧みに取り込んだ
栄養食と言えるでしょう。

寒い季節にいただく熱々の参鶏湯も格別ですが、
健康のためぜひ一年を通してお召し上がりください。

〒169-0072 東京都新宿区大久保リスボンビル2F (有)高麗参鶏湯
TEL 03-3207-3323 FAX 03-3368-8381 MobilePhone 090-6511-9926

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